POINT 01
配列リストからの一括実行
CSVに並べた配列を順に読み込み、立体構造の生成から配座探索、ドッキング計算、スコア抽出までを自動で行います。作業用ファイルは実行の前後で自動的に整理され、結果とログだけが残ります。
候補となるペプチド配列が受容体とどの程度結合しうるかを、ドッキングシミュレーションで評価するシステムを開発しました。配列リストを渡すだけで、立体構造の生成から計算、スコアの集計までを自動で実行します。
Challenge_
多数の候補配列について、受容体との結合のしやすさを計算で比較したいというご要望でした。ドッキングシミュレーションは配列ごとに複数の工程と長い計算時間を伴うため、繰り返し実行できる仕組みが必要でした。
Architecture_
配列ごとに複数の立体配座を生成し、それぞれについてドッキングを計算します。配列ごとの最良スコアを一覧にまとめ、候補を比較できる形で出力します。
Key Points_
研究者がシミュレーションの中身に集中できるよう、定型的な工程の自動化と、実行環境の違いの吸収に重点を置きました。
POINT 01
CSVに並べた配列を順に読み込み、立体構造の生成から配座探索、ドッキング計算、スコア抽出までを自動で行います。作業用ファイルは実行の前後で自動的に整理され、結果とログだけが残ります。
POINT 02
探索の数、スコアリング関数、シミュレーションのステップ数などを、解説付きのYAMLファイルにまとめました。未指定の項目は推奨値を使う「auto」指定に対応し、必要な項目だけを調整できます。
POINT 03
実行時に使用するCPUコア数を指定でき、複数の配列をプロセス並列で計算します。手元のPCでは少ないコアで、スーパーコンピューターでは多くのコアで、と環境に合わせて規模を変えられます。
POINT 04
Mac・WindowsのPC、ジョブスケジューラを備えたスーパーコンピューター、Dockerのそれぞれについて、環境構築と実行の手順を用意しました。Dockerを使えば、環境の違いを気にせず同じ条件で計算できます。
Tech Stack_
オープンソースのドッキングエンジンを中心に、前処理と集計をPythonで組み合わせています。
| 区分 | 技術 | 用途 |
|---|---|---|
| ドッキング | LightDock | GSO(グローワーム群最適化)によるドッキング計算 |
| 化学情報処理 | RDKit | 配列からの3D構造生成、配座の探索 |
| データ処理 | Python/pandas | 配列リストの読み込み、スコアの集計 |
| 設定管理 | YAML | 計算条件・ファイル構成の管理 |
| 実行環境 | Docker/ジョブスケジューラ | 環境の統一、スーパーコンピューターへのジョブ投入 |
Outcome_
Contact_
扱うデータや研究目的に応じて、必要なモデルとシステムをご提案します。検討中のテーマや実装したい機能からご相談ください。
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