CASE 05業務効率化・画像読み取り

画像の数値読み取りを自動化し、
研究業務を効率化するOCR

医学系研究室の研究業務を効率化するため、画像から数値を読み取り、解析用のCSVにまとめる作業を自動化する仕組みを開発しました。OpenAI APIを用いた画像読み取りと、テンプレートマッチングによる数値抽出を組み合わせています。

CLIENT
医学系研究室
SCOPE
設計・実装・運用保守
TECHNOLOGY
  • Python
  • OpenAI API
  • OpenCV
  • pandas
  • Pillow

数値の読み取りと整理を自動化し、
研究に時間を使えるように

研究で扱う画像に含まれる数値を読み取り、解析用のデータとして整理する作業を自動化するシステムを開発しました。読み取りから、画像品質の数値との対応づけ、CSVの作成までを一連の処理で行い、データ整理にかかる手間を減らしています。

OCRによる読み取りの仕組み読み取り対象の画像はOpenAI APIに渡して読み取り結果を構造化データとして取得し、画像品質の数値を含む画像は対象領域を切り出して数字のテンプレート画像と照合する。2つの結果を識別子で対応づけ、1つのCSVにまとめて出力する。01 INPUT02 READ03 MERGE04 OUTPUT12.3読み取り対象の画像87品質値を含む画像OpenAI API画像を渡して読み取り{"id": "…","value": …}構造化切り出しテンプレートマッチング0123456789識別子で統合pandas統合した CSVID読取値品質
FIGUREAPIによる読み取りと、テンプレートマッチングによる数値抽出の結果を、識別子で対応づけて1つのCSVにまとめます。

処理の全体像

画像の読み取りと、数値を整理・統合する処理で構成しています。

INPUT

  • 読み取り対象の画像
  • 画像品質の数値を含む画像
  • 数字のテンプレート画像

PROCESS

  1. OpenAI APIによる画像読み取り
  2. テンプレートマッチングによる数値抽出
  3. 読み取り結果の数値化・CSV作成
  4. 識別子による結果の統合

OUTPUT

  • 画像の読み取り結果
  • 画像品質の数値
  • 統合したCSV

開発内容

画像を読む処理と、結果を研究データとして扱う処理を組み合わせています。

POINT 01

OpenAI APIを使った画像読み取り

画像をAPIに渡して読み取り結果を取得する処理を実装しました。応答を構造化データとして扱い、数値の整理やCSV作成につなげています。

POINT 02

画像品質の数値をテンプレートで抽出

画像内の対象領域を切り出し、数字のテンプレート画像と照合します。一致度に基づいて数字を選択し、画像品質の数値として整理する処理を実装しました。

POINT 03

読み取り結果をCSVへ統合

読み取り結果を数値として整理し、識別子を使って画像品質の数値と対応づけます。複数の結果を統合したCSVとして出力できます。

POINT 04

複数画像の処理と結果の保存

複数画像を処理するための実装を用意しました。読み取り結果とCSVを保存し、対象領域を切り出した画像も確認できる構成です。

技術構成

画像読み取り、画像処理、データ整理を分担する構成です。

領域技術用途
画像読み取りOpenAI API / Python画像の読み取り結果を取得
画像処理OpenCV / Pillow画像の準備、領域の切り出し、テンプレートマッチング
データ整理pandas / CSV読み取り結果の数値化と統合

実現したこと

  • 読み取り・整理作業の自動化画像の読み取りからCSVへの集約までを一連の処理で実行でき、研究データの整理にかかる手間を減らしました。
  • 画像からの数値読み取りAPIとテンプレートマッチングを使い、画像内の数値をデータとして抽出する処理を実装しました。
  • 結果の対応づけと集約読み取り結果と画像品質の数値を対応づけ、一つのCSVにまとめられます。
  • 研究データとしての出力画像の読み取り結果を表形式に整理し、後続の解析で扱える構成にしました。

データに合った解析方法を、
一緒に検討します

扱う画像やデータ、解析したいテーマに応じて、必要なモデルと処理の仕組みをご提案します。検討段階からご相談ください。

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